あとがき…らしきもの。

 お待たせ致しました。
 「白のシャーレ」完結でございます。
 「風花回廊」開設時から載せていた続きモノが、やっとひとつの形になりました。
 ワープロ作成時には構成から印刷終了まで約10ヶ月かかったこの作品。
 今回のこれはそのワープロversionにさらに手入れをしたものとなっております。
 …ここまで年月かかるとは思っていなかったのですが(汗)。

 私が初めて書き上げた長編がこの話なのですけれど、後で驚いたことがひとつありました。
 読み返してみると、ルナ(主人公)が作中で成長しているのですよね。
 書いている時は、そんな事全く意識していなかったのですが、冷静に読んでみてびっくりでした。
 「うわ、ルナが成長してるーッ !?」って(苦笑)。
 ルナの成長は、この後もまだまだ続きます。
 私の中で見えている『世界』の世界が舞台の話の中でも、 ルナシリーズ(と勝手に呼んでいる話)は、 「白のシャーレ」「風の一族」「風の吹く所」「緑の真実」「歌姫の反乱」「風の在処[ありか]」「狭間[はざま]の風」(時間軸順)とこれだけあります。
 主軸になるのは「白のシャーレ」「風の一族」「緑の真実」「風の在処」の4つです。
 …つまり長編4つが主話なのですね。
 そのため(だけでもない)の伏線が「白のシャーレ」で張られたまんまになってます。
 今回の掲載に当たって、削ろうかとも考えたのですが、 この話は『世界』シリーズ(ルナシリーズ含む)の大元の話なので、 敢[あ]えて張ったままにしてあります。
 たぶん書けませんが(爆)。
 すいません。どうしても気になる方は、雪山までメールで問い合わせてやってくださいませ(ぺこり)。
 そして、ルナシリーズは、 「白のシャーレ」から導かれるような王道カップリングではありません(苦笑)。
 「何で !?」とのツッコミはたくさん頂きますが、ラクルナではないのですよこのシリーズ。
 これはもう、「だってそうなんだもん」としか言えないのですがね。


 「風の一族」はあらすじはできてますが、載せる可能性はとても低いです。
 2004年12月現在、私の長編の優先順位(書けるといいな、程度です)は、 「空に落ちた破片[かけら]を求め」→「ありすとバカウサギ」→「ブルー・メルスリウム」となっておりますので(苦笑)。
 「悪霊退治部活動記」シリーズも「時間屋本舗」シリーズも「la mondo」シリーズも書きたいですけれどね。
 あ。「龍の娘」は別枠でよろしくです。

 さて今回、巽 ハルさんから素敵な頂き物があるのです☆
 ルナとクレイの4コマを描いてくれたのですよ
 掲載許可をもらっていますので載せます。こちらです。
 ハルさんありがとうですーッ(叫)。

 では、長い話にお付き合いありがとうございました。
 皆様に幸がありますように(祈)。

2004.12



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