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久々のちゃんとした休日。
図書館に行ったら、花壇にくちなしの白い花、甘い匂い。
あの甘ったるい匂い、毒気を含んだような匂い。まるで麻薬みたいねと思った。
前は嫌いだったのに、一度好きになったら抜け出せない。依存性? とか思ってみたりして。
夏の前の白い花。あたしの好きなくちなしの花。
電波。メニミエナイ波長。宙を飛ぶもの。
翻弄されてあたふたふた。びしばし来てて眠い眠い。
でもないと困るもの。困るもの? うん、困るもの。
この地球のはじまりからあるし、はじまりに深く深く関わっているもの。
電波でんぱ。電磁波でんぱ。
ひととはあまり係わりたくはない。話をするのが苦手。心を読まれるのがキライ。
あたしはまだまだコドモでワガママを言っているだけなんだとわかってる。
ひとがいないと何にもできないくせに、嫌ってるのは筋違い。…でも。
話をするのは好きじゃない。そう思う時もある。
…オコサマね。
他人の失敗なら許せるくせに、自分の失敗は許せない。
あたしがこれまで心を沈めてきた方法では、してはいけない種類のものだし。 だから心が静められない。ざわざわうだうだざわめいて、傷に触れられなくてうがうが足掻いている。
そして甘えて喚き散らしている。馬鹿なことだとは自覚しているのだけれど。
引きずることは良くないこと。でも、切り替えが上手くできなくてイラついている。
浅はかだな、とか思ったり。深く沈んでゆきたい気分。
物事に対する、重きの置き方が他人とずいぶん異なることにいまさら自覚したり。 でも、キレイと思えるものが他人ととてもずれている、そのずれは、少しさみしい気がしたりする。
自分勝手。ため息がまた増える。
ひとにたくさん会って疲れている。ひとりでこもっていたいと考えるあたしは欲張りなのかしら。
でも、今日はiyiyim[イーム]のNew CDをやっとやっと手に入れて、聴いて、どきどきして、 やっぱり良かったとか思ってる。心臓に響く音はスキ。
iyiyimに出会えてあたしは幸せ者。インストアライブ今回も行きたいわ。
そしてCGIの本も購入。掲示板作りたいー☆ カウンター作りたいー☆
やるならとことん自分色でやらなくちゃね。
「なってるから取っといて」ってお祖母ちゃん、1コしか見当たらなかったんだけど?(汗)
1コでは、梅酒はさすがに無理でしょう?
庭は雨を受けて緑の青さを増して。ホタルブクロの白を発見し、蟻が集[たか]っていて 蜜を求めてるんだと妙に納得したり。シソの葉を赤も青も見つけたり。どこかで見た記憶のある 謎な草も見つけたし。変わらない大きな木と、変わっていく草花と。季節には赤い実をつける、 今は葉っぱだけの名前の知らないずっとある木と。繁殖してるアロエと。
庭にしゃがんで見てたら、懐かしいような、知らない場所のような。そんな、変な気がした。
どちらも中途半端。中途な人間だと改めて思い知らされる。
ひとの悪口は、自分が言った分だけ言われているから。
思ってさらに自己嫌悪と罪悪感。
雨と共に濃くなる緑。
学校行って他人の話を聞くよりも、生命とか、植物とか、廻り廻る輪だとか。 周りの漂ってる空気とか。当たり前ですごく大事なものに触れることも大事だと思った。
当たり前の営みだから、空の機嫌とか虫の声とかと同じに命の廻りはやって来て。
割り切れない感情だけが心で持て余されて、答えの出せないまま、「時」を無為に過ごす。
一番大事なものは自分の心の中に。知っているはずなのに。
何にも言えない。ごめんね、ツマラナイ人間で。
言ってあげたいけれど、経験のないあたしには何にも言えることはなくって。ごめんね。 口に出しては言えないけれど、そう思う。けれど、それすらも偽善なの?
無力だと、思う。経験がないことが、ここまで無力だと思わなかったけど、今、思う。
ごめんね。
雨の日は朝が起きれない。
これは小学校からずっとのこと。ただでさえトロいのに、 雨の日はさらに鈍[のろ]い。きつい規則に縛られてこそ動くあたし。 規則がなくなれば、動かずに時計の針の先を見つめるばかり。
自分のしたことに対するresponseは、絶対なる反応であるのに。因果応報・自業自得。 自分の責任の取れる範囲でしか、行動はしてはいけないの。わかっているでしょう?
色んなことがあった。…つーか、有りすぎ。
ネットつなげれなくてイライラするし、自分の行動に後で自己嫌悪多すぎ。
空は雨降り出すし、人多いし最低。鞄は見つかんないし、疲れて足痛いし。
悪いことばっかでもなかったけど、でも苛立ちの波に呑まれつつある。
最近、気持ちの変動大きすぎ。
休みはやっぱり二日あるべき。やっと少しだけ疲れがとれる。…とれる(汗)?
雨上がりの匂いはあまり好きじゃない。雨が降ってくるトキの匂いの方がずっと好き。 微妙な水とアスファルトの混じった、強い匂い。雨上がりは草木の緑緑した匂いが強すぎるから、 あんまり好きじゃないの。水溜りもじくじくしてるし、お日様はすごく強いし。
夏前の緑は、何でこんなに濃いのかな。
普通の講義って楽やったんやね。部活もなくって山登り(北校舎へ)もせず、 普通に過ごせるって実はこんなに楽だったんだ。
何だかそんなことをつくづくと思ってた。こりゃ「学生は楽」とか言われるわ。 部活もバイトも実験(普通はないか…)もせずにガッコ来てるだけの子って、 この有り余る時間、どう使ってんやろ? 少し疑問。
空がすごく嘘くさかった。グラデーションもやけにはっきりして、 まるで「絵に描いた」みたいな嘘くささ。
言ったら「空に嘘なんてない」って言われたけど、でもどうしても嘘くさかった。 電車から見えた景色は、嘘っぽい青とはっきりした玩具[おもちゃ]みたいな建物[ビル]。
まだ「勉強するぞモード」に入りきれてない。escapeしたい。すべてをうっちゃって、 何処かへ行きたいの。one weekの山ごもり。素敵だと思わない?
空は今日も嘘くささが残ってたけど、風が吹いて、雲が流れて山に道に影が落ちて。
雲の影がさあっと通り過ぎるの。あれはすごく好き。 動いてく車とか電車の影が足元を流れるのも好き。
風が強くて木々がわさわさなってたんだけど、何かね、音がね、「しゃらしゃら」だった。 ざわざわざわめくのはそれなりに「お年寄り」な葉っぱとか枝。浅い緑とか、 「今年」出てきた緑は「しゃらしゃら」鳴ってた。奇麗な音だった。
ちゃんと眠りたい。
体調が少しよろしくない。ちゃんとした睡眠を確保して、ちゃんとした休息を手に入れたい。
お日様はくるりと周るけれど、あたしの「時」が進んでくれない。のろのろ歩きになってる。
不満があるわけではなく、けれどどこかが求めている。
「大人になる」ということ。
それは、あたしにとってはきっと、「母親になること」を意味する。
「子供ができる」っていう意味じゃなくて、心の在り様が。意識の持ち様が。 だって、「女」は子供だと思う。わがままをたくさん言って、視野がまだまだ狭くって。 心のどこかが不遜なの。
あたしにとって、「母親」は目標だから。…もしかしたら、回帰願望かもしれないって思うけど。
それなりに、義務とかポリシーだとかあるわけで。
すっごく当たり前なことだけど、いい人が必ずしも上にいるわけじゃなくて。いたとしても、 すべての事に目を配ることができるはずもなくて。そして、人はいろいろいて。
当たりはずれとかそういうことじゃなくて。あたしがあたしであることと、 その人の意見が大きく食い違うだけの話。